父の乳 (生後68日目)
こんにちは、ちょーさんのパパスです。
先日、
「ちょーさんのイクメン新聞」のなかのマンガにもかきましたが、
ママスの授乳を見ていると、
父親の自分にはなぜお乳がでないのだろうと、
ジェラシーを感じてしまいます
お乳がでれば、
ちょーさんが空腹で泣いても、
すぐに授乳してやれるのに…
パパスが調乳している5分あまり、
ちょーさんは嵐のように泣き叫び、
ミルクをやるころには息があがって、
いったん落ち着かせてからやっと…というように、
かなりめんどくさいことになるのです。
なにかのテレビでお乳がでる男性というのをみましたが、
パパス調べによると、
なんでもホルモンの関係で男性でもお乳がでるということがあるらしいのです。
でも、
パパスにはどうがんばっても
ホルモンの問題を解決できそうにはないので、
ちょーさんに我慢してもらうしかなさそうです。
今はまだ、
ママスが家にいるので
パパスが授乳をする機会はすくないですが、
ママスの休みが明けて働くようになれば、
授乳はほとんどパパスの担当になります。
そうすると、
ちょーさんはお腹がすくたびに、
プラスアルファの苦痛を強いられることになるのです。
生後まもないちょーさんにしてみれば、
父親がミルクを作りおわれば飲めるんだし、
いま泣いてもしかたないか~
とほとけの様なまなざしにはならずに、
今までは泣けばすぐにミルクにありつけたのに、
なんでじゃ
と、
幼いながらに訳のわからない不条理を体験しなければならないのです。
手元の育児本には、
「欲求不満をすぐに解消してやることで、
信頼の心がはぐくまれます」
と書いてあるし、
パパスの授乳時の不条理な5分が蓄積され、
ちょーさんに信頼の心が十分に育たなかったらどうしようと、
パパスは少し不安を感じています。
しかし、
悩んでもしかたのないことだとは、
パパスも分かっています。
こうなったら、
調乳にかかる時間をめちゃめちゃ早くして、
オムツ換えなどの時間も限りなくスピードアップさせ、
ごまかすしかないですね~
もしかしたら、
ちょーさんはほどよい不条理を幼児期に味わうことで、
5歳にもなるころには、
相当な人生経験を経た、
壮年のおじさんのような目つきになっているかもしれませんね
そして、
育児に関わる比率が男性と女性で五分五分、
もしくは男性のほうが大きいなんてことになると、
ちょーさんの孫の孫の孫の孫の孫の孫くらいの時代には、
それまでの各世代の男性陣が
「なんでオレはお乳がでねえんだ!」
と念じ続けることにより、
人間のホルモンバランスのしくみが変革をとげ、
父親でもあたりまえに
お乳がでるようになっているかもしれません
そうなると、
授乳室なんて関係ねえやいと、
そこかしこで父親たちがあけっぴろげに
授乳をする風景がみられるようになるかもしれない…
と考えると、
やっぱりちょっと気持ち悪いので、
パパスは今のままでいいです
Your Message