イクメンとは (生後109日目)

公開日:  最終更新日:2012/07/17

こんにちは、
近頃、便通がよいことをかなり喜んでいる
ちょーさんのパパスです。

「イクメン」という言葉について、
いろいろと議論があるようですが、
このブログもイクメンブログといっている手前、
パパスの姿勢を書いておこうと思います。

ちょーさんが生まれて作ったWebサイトに、
「イクメンについて」
という題で文章を載せていますので、
それを以下に転載します。

「イクメン」という言葉が、
単に政治的な人気とりのためや、
一部の商業分野をあたためるためではなく、
また、
流行語大賞にノミネートされた言葉たちが、
総じていきつく同じ末路をたどることのないよう、
言葉自体は忘れさられることがあっても、
そこに見出すべき意味として、
残していくべき認識として、
こうとらえておくほうがいいんじゃないか、
という考えで書いたものです。

「イクメンとは」

一般的なイクメンという言葉の定義は、
育児を積極的に率先して行う男性、
育児を楽しんで行う男性、とされています。
(参考:日本俗語辞書)

ひと昔前までは、産休のあと引き続き女性が育児に当たる、
というのが日本社会のマジョリティだったらしいのですが、
改正育児介護休業法などの制度改正により、
男性でも育児休暇がとりやすくなりました。

でも、給料が下がることや、
それぞれの職場の環境といった理由から、
実際に育児休暇をとる男性はそれほど増えてはいないそうです。
これは、ワーク・ライフ・バランス実現の課題のひとつにもなっています。

しかし、”イクメン”という言葉が生まれたことが示しているように、
男性も育児に参加するという動きが良いことと考えられているのは確かです。

イクメンという言葉の意味とその背景を少し述べましたが、
ちょーさんのパパスはちょっと認識が違います。

このサイトもイクメンという言葉を冠しているので
えらそうなことは言えませんが、

イクメンという言葉にメディアや社会が反応してしまう現状そのものが、
ちょっとおかしいよと、ちょーさんのパパスは思います。

・男性も育児に ”参加” する。
・育児休暇をとって女性の育児や家事を ”手伝う”。

このような言葉で言い表されることは、
これまでの社会のなりゆきを味方にした、
ただのおごりでしかありません。

女性の立場からみても、
そんなつもりならやらなくても結構!
という声が聞こえてきそうです。

・私は親だから、育児をする。
しいていうなら男です。

・赤ちゃんが生まれるから、もしくは生まれたから、育児休暇をとる。
しいていうなら男です。

このくらい、”男性である”という要素には、
子供を育てるという命題を考えるにあたっては、
ちょっとあとずさりしてもらうべきではないでしょうか。

もちろん、現状という名の壁は、
そうたやすく看破できるものではありません。

これまでの社会や常識がそうであったこと、
これは簡単に変えられるものではありません。

しかし、
少しずつですが常識が非常識になっていく、
そして非常識が常識になっていく。

ちょーさんのパパスは、そんな気がしています。

子供を育てるのは、親である。
そしてそんな考えをもつ親たちが作ってきた社会そのものである。

そんな認識が当たり前になる日がくるかもしれません。

男も、女も、親なんだったら、育児をするのは当たり前。
他のなんでもない、当たり前のことなんです。

そして、イクメンという言葉が弱まっていくベクトルの行き着くさきは、
大人たちのこころの中だと思います。

いつの日になるかは分かりませんが、
ちょーさんのパパスはその場所に、”イクメン”という言葉を変身させて、
”イクメエ”という言葉にして置いておこうと思います。

いくじを、メンズがするのは、あたりめえなことだ』
あえて大声で言わないけれども、でもちゃんと、
残しておこうと思っています。

そうすると、
いつかまた社会が変わって、
育児に積極的に参加する○性急増!とか、

同じようなことでヒートアップしないですむでしょう。

今日も、ちょーさんのパパスは育児をしています。
育児をするのは、イクメエなんです。
”イクメン”なんて、特別な言葉を使わなくてもいいように、
親ならば余裕をもって育児にあたれるような、
そんな世の中になることを願っています。

(旧『ちょーさんのイクメン新聞』より転載)

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