4コマ漫画エッセイ

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新しい年がはじまったくらいから、
おもむろに何かのはじまりを告げるちょーさん。

へっへっへ、
幼い子が、
父のさみしげなつむじとネタ帳を案じて、
いかにも使えそうな、
しかも季節感のあるエピソードを考えてやったなら、
まあそれはおもしろいだろうよ!
というようなわけではまさかないでしょうから、
一体ちょーさんの中で何がはじまっているのか、
戸惑いを隠しきれないわたくしです。

すこし前までは、
パパスの前でもママスの前でも関係なく、
ハイテンションなちょーさんでしたが、
近ごろでは、
このおっさんには絡んでもおもしろかねぇや、
ということに気がついたのか、
ちょーさんとわたくしのふたりきりの時には、
双方とも極めて無口になるのですが、
もしかしたらちょーさんは、
そんな空気を打ち破らんとして、
無理にでも何かのきっかけを作ろうと、
がんばっていらっしゃるのかもしれません。
むーん、
めんぼくない。

わたくしとしては、
家がしずかなことに越したことはないと思うので、
ふたりのしずかな時間がけっこう好きなのですが、
ママスがいるときの、
あのはしゃぎっぷりを鑑みると、
わたくしとふたりの時、
ちょーさんは自分を抑えているんじゃ!?
と、本来なら心配するべきところなのかもしれませんが、
ああ、
この子も、
一人前に気を遣うようになったのかなぁと、
父親らしからぬ他人行儀な思いが浮かんでくるのであります。
いつも賑やかすぎるくらいのちょーさんなので、
そんな彼とのしずかな時間は、
そのまま稀有なものとしてそっとしておこうっと。

ちなみに、
何かのはじまりを告げるとき、
5回中3回は、
なにも映っていないテレビのほうを指さしているので、
単純にテレビが見たいだけなのかもしれません。
なにも、
はじまってはいないのですけれど。

ちょーさん!
父との厳かな時間に背をむけて、
架空の世界に逃げ込もうとするとは、
いったいどういう了見なのかしら。

でも、
アニメを見るとちょーさんは目が輝きだすので、
ほどほどにとは思いながらも、
ついつい見させてしまいがちなこの頃です。

ちなみに、
ちょーさんが今はまっているのは、
子供のころにだけ訪れる森でのフシギな出会いのやつです。
でも、
歌の感じで憶えてしまっているので、
見たいときは決まって、
「トットロ!トットロ!」
という具合に、
小さい「ッ」が入っています。
ぷっ。


(2013.01.09 UP)

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