4コマ漫画エッセイ
まさかほめ言葉に注文がつくとは、
思ってもみませんでしたよ・・・。
気づいたら、
あと三ヶ月とちょっとで、
生まれてから三年が経つちょーさん。
その短くも濃密な人生経験をもって、
ちょーさんはついに、
「かっこいい」を意識し始めたようです。
そりゃあ、
「かっこいい」とは何かを問うても、
きつねにつままれたようになるだけのちょーさんですが、
もろもろの反応を見るにつけ、
ちょーさんにとっての「かっこいい」とは、
とにかく強そうで、
派手で、
真新しい感じ、
おそらくそんな風体を指しているものと思われます。
なんだか分かりにくいのですが、
「かわいい」とは明らかに一線を画す、
シュっとした感じなのでしょう。
（関西ではいい感じのことを「シュっとしている」と言います）
じゃあ、
「かわいい」をどう思っているかというと、
これももろもろの反応を見るにつけ、
動物などが、愛らしくてかわいい、
もしくは、
女の子が、にこやかでかわいい、
そんな感じに捉えているようです。
とにかく、
「かっこよさ」を意識し始めたちょーさんにとって、
かっこいいかそうでないかは結構大きな問題であり、
たとえば、
お風呂で頭を洗うのが嫌で泣いてしまいそうなとき、
「頭洗うのに泣いたらかっこよくないよ！」
というと、
かっこよさを保とうとして必死で泣くのを我慢していますし、
外出時の服選びのときには、
わたくしとちょーさんのかっこよさがバッティングして、
ちょっぴりめんどくさい感じになったりするのです。
何にしても、
「こっちのほうがかっこいいから！」
とわたくしやママスさんが主張しても、
とにかく派手なほうへ、
かわいい感じじゃないほうへ、
流されていくちょーさん。
いや、
「流されていく」というのは表現としてはよくないのかもしれません。
「かっこいい」や「かわいい」なんて、
それぞれの主観でしかなく、
ちょーさんにとってのそれも、
きちんと尊重してあげなきゃなぁと思うこの頃であります。
というわけで、
色使いがちぐはくなことも、
それにそれを合わせるか！？ということも、
雨がふっていないのに傘をさしているようなことも、
何のことはない、よくあること。
そんな、
「かっこいい」近ごろのちょーさんなのです。
だれか、
つむじだけハゲかけていることも、
ちゃんと尊重してよ！
・・・。
いや、
尊重されるようなことでもないかしら。
されたらそれはそれで恥ずかしいし。。
何より、そこが寂しいことをかっこいいなんて思ってないし。。。
むーん。
(2013.05.24 UP)
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この記事へのコメント
より男子らしくなっていきますねー(^｡^)
洋服選びは本当に謎な主張をされて大変ですよね。
だんだん、親のいいなりにはならなくなってきたんですよね。
うれしいやら、さみしいやら、です。
そうですよね。
うれしくもあり、さみしくもあります。。
ともあれ、
はっきりとどこがおかしいかは言えないんですけど、
それは明らかにやめとけよっていう具合のコーディネートが多すぎて焦ります 笑