4コマ漫画エッセイ
もう、これは、
有無を言わずに行くしかないでしょうねぇ~
たとえその先に、
犬のフンしか落ちてなくても、
はしごがないと登れない落とし穴があったとしても、
ちょーさんがわたくしを呼ぶのです。
これほどまでに、
議論を待たないことがらがあるでしょうか!
一年と9ヶ月前、
ちょーさんが生まれてきたとき、
こんなに無防備で、
こんなになんにも動けないのに、
どうやってわたしたち大人のように、
歩いたり走ったり、
泣いたり笑ったり、
しゃべったりつむじがはげたりするようになるんだろうと、
本当に心配になりました。
そのちょーさんが今では、
「とっちゃん、こっち、おーで!」
と、
手まねきしながら呼ぶのです。
わたくしパパスは感激のあまり、
夏で頭が熱くなることへのつむじへの悪影響も忘れ、
目頭が熱くなることを避けられません。
(ややこしいな・・・)
ちょーさんが呼ぶ先には、
おやつをとってほしいとか、
ジュースを入れてほしいとか、
そんな食べものがらみの用事しかないのですけど、
そんなことはいいのです!
ちょーさんが、呼んでいる。
なんとなくですがこの感情は、
たとえばちょーさんがおっさんになった未来であっても、
子が呼ぶならいちゃうねぇというような、
そんな壮大なうれしさなのであります。
うーん、
パパス、もはやおなかいっぱい。
(2012.07.03 UP)
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