4コマ漫画エッセイ
「押しつけがましい」という言葉の意味を、
あらためて確認してみましょう。
相手の気持ちを考えないで、
むりに自分の考えをおしつけるような態度
(by 精選版 日本国語大辞典)
はい!
それはイコール、
最近の彼なのであります!
え?彼って誰って?
それはちょーさんですよー!
とにかく、
「気にちない!」を連呼するちょーさん。
ちゃんと言えてないのはさておき、
このワンウェイなフレーズを叫びつつ、
まるでドジョウすくいのような中腰で、
右手の肘から上をブンブンしながら小走りで駆けていくのです。
そんなあやふやな感じの芸、
わたくしが仕込んだ訳では決してないことを断言したいのと同時に、
ともすればハゲがま・・・
おっと!
励ましの言葉にも成り得るはずのセリフが、
出処の不明な芸風のうさんくささのあまり、
とっても人を小ばかにしている感じに仕上がっていることを、
声を大にして言いたいのであります。
押しつけがましーい!!
ちょーさん、
ポジティブなのはいいけれど、
言われる相手の気持ちを放って「気にしない」というのは、
ちょっと紳士的じゃないと思いますぜ。
まずは話をちゃんと聞いて、
というか、
悩んでいる人は聞いてあげるだけで、
心がどこか楽になるもの。
そう!
ちょーさんは聞いてないのです!なんにも!
まるで何も聞こえませんよと、
赤子の耳に念仏状態でドジョウをすくったその先には、
決まって食欲を爆発させるのであります。
そのとき、
「気にちない!」は言葉の温度を失って、
「なんか食べたい!」という意味だけが伝わってくるのです。
はたまた、
「食べること以外は気にするな」とでも言いたいのかしら。。
たまにうまく意味がハマることはあるけれど、
ママスさんが仕事から帰ったときの、
「あーつかれた~」
に対して、
返す言葉で「気にちない!」はいただけません。
せめて、
「おつかれさま^^」でしょう!
・・・はっ!
それはわたくしのセリフなんじゃ!!?
ママスさんと一緒になってはや3年、
お付き合いしていたころの初々しさはもはやかけらもなく、
ただ言えばいいことをなぜか言えない、
まるで熟年離婚を切り出される理由にされそうな所業ばかりの、
近ごろのわたくしなのであります。
でも、親しすぎてこっぱずかしいというのもあると思うの!
でも!
言えるときに言っておかなきゃ!
なにがあるか分からないんですもの!
これを良い機会にして、
ちょーさんを反面教師にして・・・・。
ママスさん、お・つ・か・れ・さ・ま ❤
キャー照れるー!!
おやすみなさーい!!!
(ほんとすみません)
(2013.05.10 UP)
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