4コマ漫画エッセイ
一歳の誕生日まで三か月をきったちょーさん。
いつのまにかおすわりでも、
つかまり立ちでも、
コテッとこけることがなくなりました。
後追いも激しくなり、
パパスが立ち上がろうとするだけでも、
ひーんと泣き出すほどです。
変な言い方ですが、
どんどん「人間」に近づいています!
そんな成長著しいちょーさんと一緒にいて、
これは前々から感じていたことなのですが、
ちょーさんがくれる平和なひとときに出会うたび、
パパスはうれしすぎて、
照れてしまってうまく笑えません。
もともと恥ずかしがり屋であることを差し引いても、
なんともうまく笑えません。
思い切りステレオタイプかもしれませんが、
昔の父親像というと、
無口で、笑わない、お堅いイメージがありますが、
きっと彼らも心の中ではうれしくて、
だけれども雰囲気的にうまく笑えないから、
しゃべらないし、笑わない、
ということがあったと、いえるんじゃないかなあ。
それが今ではなんでもありの世の中になって、
無口で笑わないなんていう父親像は、
少なくともぼくらの世代からは、
なかなか出てこない。
むしろ「イクメン」なんていうと、
笑顔が売りのキラキラのパパみたいなイメージなんですが、
わたくしパパスはまだそんな風にはなれそうもないです。
別に、ならないといけないわけじゃないんですけど、
個人的に、
笑顔くらい自然に、子供に向けたい。
だけれども、
ちょーさんのかわいさ、
ちょーさんが作り出す空気感には、
ほんとうに、ほんとうに照れてしまって、
なかなか自然に笑えないのです。
娘だったらまた違うのかなあ。
ちょーさんの一歳の誕生日には、
うまく自然に笑えるようになっているでしょうか。
(こう考える時点でもう自然じゃないか~)
(2011.06.27 UP)
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