4コマ漫画エッセイ
むーん・・・。
これはなかなかむずかしいです。
まずちょーさんが、
なりたい存在としての「おとーちゃん」を、
どのようなものとして描いているのかしら。
容姿からなのであれば、
二度見してしまうくらいつむじが薄くて、
ひげがのびほうだいで、
時代劇の通行人のような薄い顔で、
背は高くも低くもなく、
もやしのようなシルエット、
そんな自己認識であるわたくしです。
だとすればちょーさん、
あなたはなかなか斬新な美的感覚の持ち主ですね。
人柄についていうなら、
というか自分で言うのは間違いが多そうなので言えませんが、
すくなくとも賢人とはいいがたく、
へんくつな感じですから、
これもなかなか目の付けどころがなんとも・・・。
と、とにかく、
「がんばれ!」といっておきましょう!
ええ、もちろん、
父親としてうれしくなくない気持ちからのひとことですとも!
他人のお父さんは「~ちゃんのパパ」というちょーさんですから、
「おとーちゃん」といえば紛れもなくわたくしのことであり、
ちょーさんの中での人物像がどんな「おとーちゃん」であるかはさておき、
「おとーちゃん」はわが家にしかいないもので、
つまり、
楽しいことしか頭にない三歳児ちょーさんが、
「おとーちゃん」が存在する時間、空間を、
なんだか楽しいものだと思ってくれていること、
それはきっと確かなことなのでしょうから!
ちょーさんが生まれて、
右も左もわからずここまで来ましたが、
ほんとうにテキトーにここまで来ましたが、
ちょーさんがそう言ってくれること、
おとーちゃんはなんだかビッグな宝くじにでも当たったかのような気持ちで、
うれしく思いましたよ。
よし!ちょーさん!
いつもねだるちょっとお高いおやつ、かってやるぜ!
たーんとくうがいい!!
という具合に、
何かがほしいときに言うこともあれば、
何でもないときに言うこともあるのです。
わたくしにとってはどっちも、
うれしく、たのしいひと時です。
ありがとう、ちょーさん。
(2014.03.26 UP)
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