4コマ漫画エッセイ
とはいっても、
ちょーさんの現在の身長は92センチくらいなのですが、
100センチの服の袖をまくらなくても着られるようになったこと、
このことは、
なかなかけっこう感慨深いことなのであります。
最初は、
50センチから始まって、
あっという間に60になり、
70、80、85、90、95、という具合に、
ちょーさんの成長とともに、
当たり前ながら服のサイズも大きくなってきたわけですが、
” 100 ” という数字には何か、
本当にもう、
「赤ちゃん」ではなくなったんだなぁと、
妙にしみじみ思うところがあります。
だって、
わたくしが小学校に入るときの身長が118センチで、
服も120センチとかを着ていましたから、
ちょーさんはもう、
赤ちゃんよりも小学生に近いところまで大きくなったんだなと、
まだ三歳になったばかりなんですけど、
小学生になるまではその倍の時間があるんですけど、
100という区切りの数字に達したことに、
すこしの寂しさと、
すこしのたのもしさを感じています。
人生のはじめに、
こんなにも急速に大きくなるという事実を思えば、
人生のおわりには、
やっぱりあっという間に老いるものなのかなぁと思い、
そう考えると、
昨日との違いが分からない程度のスピードで寂しくなっていくわたくしのつむじなど、
まだまだ捨てたものではないと、
けっこう本気で勇気づけられるのでありますが、
まだまだ若いのに何をいってやがると喝をいれられそうですが、
ちょーさんが大きくなってきたこの三年間、
わたくしも、ママスも、
やはり確実に歳をとったんだなぁと、
家族でいられる時間を、
うれしく思って大切に生きていきたいと思うこの頃です。
「もうあかちゃんじゃないもーん!おにいちゃんなんだもーん!」
と元気に叫ぶちょーさん。
赤ちゃんであるちょーさんとの時間は、
もうそろそろ、終わってしまおうとしているのかもしれません。
そう考えると寂しいのですが、
少年になったちょーさんとの時間が、
これから始まろうとしているのです!
バイバイ、赤ちゃん。
こんにちは、少年!
その前にちょーさん、
未だにパンツとオムツの間をいったりきたりしている現状を、
なんとかしなければなりませぬぞ!
(2013.09.11 UP)
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