4コマ漫画エッセイ
えーなんだか、
ただそれだけのお話で申し訳ないのですが、
お風呂でいきなりおぼれたフリをする変なおじさんを、
ちょーさんは助けようとしてくれるのです。
わたくしの足やら手やらをつかんで、
なんとか引きずり上げようとするのですが、
その救助のクオリティーのいかんはともかく、
「このおっちゃんいなくなったら食い物は誰がくれるの!?」
というような必死な表情がかわいくて、
悪趣味にもお風呂の度にやりたくなってしまいます。
そんな食いしん坊な動機が、
大半を占めていることは間違いないとパパスは思っていますが、
でもちょっと、
本気で心配して助けてくれている感じもするのです。
というのも、
顔にお湯がかかるということのなんだかあぶない感覚を、
身を持って知っているちょーさんなので、
お風呂につかるときも、
水面が口をこえて鼻にくるまでしゃがむと、
「やべっ!」
という顔で、あわてて立ち上がります。
パパスがそんなたわむれに興じているときも、
鼻までお湯につかて苦しそうにすると、
まるで自分で体感しているような表情で、
助けに来てくれるのです。
(恥ずかしながら水泳スクールを「10秒顔を水につけられるで賞」をもらって
すぐやめてしまったわたくしなので、鼻以上が濡れるような本格的な偽装はできません。。)
そんな表情をみるかぎり、やっぱり、
食いしん坊なのと、
やさしいのとが、
いりまじっているのかなぁと思います。
パパスさん!
食いしん坊だからっていうのはひどいでしょう!
ちょーさんはやさしいだけなんじゃない!?
と、
思われるかもしれませんが、
いーえ、
きっと大半は食べ物のよりどころへの心配なのです!
だって、
ママスが家にいるときは一切手をさしのべずに、
「ママー!!とっちゃんだいじょぶかなー!!?」
と、
ひとこと叫ぶだけなのですから。
2歳なのに、
状況判断がテキカクー!!
(2012.11.26 UP)
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