4コマ漫画エッセイ
ひと肌恋しさが頂点に達するあまり、
日頃よく聞くフレーズの無意識への侵入をゆるし、
目下最優先であるはずの願望を、
くしくも先送りにしてしまったちょーさん。
ざんねーん!
そして、
きゃわゆい、
きゃわいすぎるでないの~!!
親バカでけっこうだよーん!
ちょーさんの言い間違いに、
パパスの心はとろとろだよーん!
という具合に、
「いや、歌詞になってるし!」
とつっこむことよりも、
その姿の抜群なプリチーさに、
ノックダウンされる準備はいつも万端なわたくしは、
めでたくイチコロにされるのであります。
「え?明日でよいの?」
ときくと、
「あちたちゃう!だっこちて!おんぶちて!またあちたちて!」
と意味不明な言葉を繰り返すちょーさんはおそらく、
「またあちた」という言葉の意味を、
だっこやおんぶの一種でとにかくパパスと触れ合える行為と勘違いして、
それでこう言っているのかもしれません。
うーむ、わかゆい。
だっこやおんぶをせがまれて、
それはもういつもウエルカムなわたくしですが、
家事のたぐいをしているときはどうしても、
はいよ!とはいかなくて、
特にキッチンに立っているときは、
ガスをつかっていたり、
手がべとべとだったり、
ちょーさんの願いを即座に叶えてやれないことが多くなります。
変にするどいちょーさんは、
おんぶひもやスリングではもう満足せず、
全身での生抱っこを求めるのです。
あー、
身体がふたつあったらなぁ。
こんなはげでひげに向かって、
ためらいなくスキンシップを求めてくれるのは、
たぶんそんなに長い期間じゃないでしょうから、
(長かったら困るけど)
ほんとに身体がもう一つ欲しいと、
つくづく感じるこの頃です。
そしてもう一つの身体のわたくしは、
きっとつむじがふさふさ・・・
(もうドンマイ、わたくし)
ともあれ、
以前はそんなにでもなかったのに、
最近妙にだっこやおんぶを欲するちょーさん。
自分を見てほしいという想いや、
さみしいという想いを、
敏感に感じるようになったでしょうか。
とりあえず嫌がられるその日まで、
パパスはウエルカムですよーん!
(いつまでも嫌がられなかったらどうしよう❤)
(2012.10.24 UP)
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