4コマ漫画エッセイ
相変わらず、
顔がアンパンのヒーローが大好きなちょーさん。
というか、
近頃では起き抜けの第一声に
「あぱっち!あぱっち!!」
と言ってしまうほど、
どっぷりはまりこんでいます。
ちょーさんのまだまだ短い人生の記憶の中で、
かのヒーローはいったい何度新しい顔を、
ふくよかなパン屋のおじさんに頼んだのでしょう。
そしてその没頭具合はついに、
ちょーさんを善と悪の間に立たせたのです。
アンパンと、バイキンが混ざって、
ばんぱんまん。
必殺技も、
ばんきんち。
もう何がなんだかわかりません。
夏の暑さも手伝ってか、
ちょーさんはとろけそうな記憶の片隅で、
世界のあるべき姿を見たのかもしれません。
善も、悪も、なにもないんだ。
そう、
すべては、
ばんぱんまん。
そうでなくても、
ばんきんち。
あらゆる価値観の、
生存と混沌。。
幸か不幸か問うべからず、
ありったけの自由と、そこしれぬ孤独。。
ひと夏の、
イマジン・オブ・マイ・プリチー・サン。
・・・・。
えー、
自分でも何を言いたいのかよく分からなくなってきましたが、
梅雨が明け、
入道雲が盛り上がる夏の真ん中で、
ちょーさんもモリモリ成長していますよ!
善か悪か、
そんな揺らぎやすくて難しいことは、
パパスには到底わからないけれど、
人が何によろこび、
何に傷ついていくのかを、
ちゃんと感じとれる人間になってほしい。
それが、
パパスの願いです。
(2012.07.24 UP)
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