4コマ漫画エッセイ

いやあ、おどろきました。
前の上下8本の歯は、
もう立派に生えていたのですが、
あらためてじっくり見てみると、
ほんの少しだけ頭をのぞかせたかわいい乳歯たちの芽が、
わんさか生えてきているではありませんか！
全部でなんと、18本！

乳歯は全部で20本らしいので、
「早すぎじゃない！？」
と驚いたのですが、
毛の生え方には、じゃなくて、
歯の生え方にはほんとうに個人差があるようです。

といっても、
まだまだほとんど生え始めたばかりの歯がほとんどですが、
これからもっと伸びて、
ゆくゆくは永久歯に押されて、
抜けてしまう日が来ると思うと、
なんだかとっても寂しい感じがします。

「そうか～パパスさん”抜ける”という現象に弱いからな～」
と思ったあなた！
そうじゃないんです！
確かに毛も抜けてほしくはないのですが、
こんなにかわいらしいちょーさんの、
こんなにもプリチーな乳歯が抜けてしまうと思うと、
自分の身がどうにかなること以上に、
寂しく感じるんじゃないかなぁ。

成長の過程でのことなので、
喜ぶべきなのでしょうけど、
今から想像すると、
寂しいだろうなぁ。

よく、
上の歯が抜けたら地面に、
下が抜けたら屋根に放り投げる、
と言いますが、
パパスは大事にとっておいてしまいそうです。
自分の抜け毛は捨てられても、
ちょーさんの乳歯とは、
そう簡単にお別れできそうにありません。

その時にならないとわかりませんが、
パパスは自分が子供の頃は、
乳歯が抜けたらここぞとばかりに、
庭へ出て投げまくっていた記憶があります。
あの時、
パパスの両親も、
すこし寂しく感じていたのかもしれませんね。