4コマ漫画エッセイ
ずっと、
そのいきむ感覚とはべつのところで、
知らぬ間にウッチーにおむつを占領されていたような、
そんなちょーさんでしたが、
ここのところは、
おしりの緊張と、
その後の不快感の関連性に、
はっきりと気づき始めたようです。
その波がくると、
ちょーさんはハタと立ち止まり、
ウッチーとの戦いに全神経を集中させます。
その表情と言ったら、
なぜかとても凛々しくて、
だけども同時に、
やたらいかつい顔になるのです。
それを見たパパスは、
おかしくて思わず笑ってしまうのですが、
考えてみればぼくたち大人も、
”その時”の表情は、
とても人には見せられない、
おもしろいくらい真剣な面持ちなのかもしれませんね。
鏡に映してみることがないので、
普段は意識はしないけれども、
外ではいろんな仮面を使いこなす大人たちも、
トイレと言う個室の中では、
今のちょーさんのような頃から、
なんら変わっていないのかもしれません。
でも、
中国とかでは、
隣との間にちょっとした仕切りがある程度で、
顔はまる見えだと聞いたことがあるので、
もしかしたら彼らは、
トイレ用の仮面まで用意しているのかもしれませんね。
それを確認したいがために、
ちょっと中国旅行に行きたくなってしまいます。
と、
どうでもいいことを考えてしまいますが、
「おれ、今してるんだよ!」
「ほら、ほら、今でたよう!」
というような顔をするようになったちょーさんなので、
そろそろオマルを用意しようかなと思うのですが、
パパスの母親はパパスが生後8カ月頃から、
凛々しくもいかつい顔になったときは、
一目散にトイレへ連れて行く、というのを繰り返し、
オマルを使うことなくおむつが外れたそうなので、
そうしてみようかなぁとも考えています。
でもオマルはオマルで、
ちょっと楽しそうでもありますよね~
そしてもしオマルを使うことにするなら、
少なくとも鼻の粘膜が鍛えられることは確実です!
なんてったって、
できたてほやほやの彼らと、
直接対面した上に、
墓場までお付き合いしなければいけないのですから。
冗談ぬきで、
ちょーさんが生まれて鼻毛が少し伸びたような気がするし、
仮に日本がまた団塊の世代のようなベビーラッシュになったなら、
ベビー用品市場の盛り上がりの陰でひそかに、
鼻毛ケア用品市場も、
大盛り上がりするのではないでしょうか。
・・・。
あっ、オチが見当たらなーい!
(2012.01.26 UP)
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