4コマ漫画エッセイ
風呂上りにかぎらず、元気です!
元気すぎでしょうというほど、元気です!
特に、
おむつ交換のときと服を着替えるとき、
ここぞとばかりに転がっていきます。
裸のまま、
気の向くまま、です。
はやくつかまえて着替えさせないとと思うのですが、
その元気さについていけなくて、
帰りをまっていると裸のちょーさんが戻ってくるのですが、
顔は自由を感じてか解放感に満ち溢れているのに、
そのくせ全裸というどうしようもない絵です。
ハレンチベイビー!
と、
ただそれだけのことなのですが、
ところで赤ちゃんは、
いつから「裸であること」を
「恥ずかしい」と思うようになるのでしょうか。
もしくはなにがきっかけで。
親の反応の影響が大きいとすれば、
ママスなら「裸ではずかしいでしょ!」
というセリフが出てきそうなのですが、
パパスは無口なほうなので、
「恥ずかしい」の一言もでないかもしれません。
だせよ、それくらい!
といわれても、出ない種類の言葉はあって、
これがそのくくりに入っているかもしれません。
くだらないことを書きましたが、
ちょーさんが公の面前でわいせつの罪を犯さないよう、
「裸は恥ずかしい」を教えていかなければならないわけですが、
「裸」を抜かして考えると、
けっこう難しいことだと思うのです。
そんなことしたら恥ずかしい。
こうしなきゃ恥ずかしい。
どこか否定的なニュアンスを感じる言葉になって、
うれしいイメージがありません。
こうしたほうがナウいとか、
ああしたほうがカッコいいとか、
うれしいイメージを思い浮かべられる言葉に置き換えたほうが、
子供にとってもいいかもしれないですね。
ともあれ、いつかちょーさんの表情に、
「裸は恥ずかしい」というはじらいの色を読みとったとき、
パパスは笑ってしまうだろうなあ。
あんなに、
とまどいもなくふりかざしていたのに!と。
ぷぷっ。
(2011.06.07 UP)
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