4コマ漫画エッセイ

うーむ！
なんという切れ味バツグンの悪知恵なのでしょう。
そして、
知恵のするどさもさることながら、
貢献している大部分はそのワルそうな表情なのであります。
まったくどこで、
そんな顔を覚えてきたのでしょう。
そう、覚えてきたのではありません！
生まれつきのものなのです！
じゃあ、一体だれに似たの！？
はい！
わたくしでありまーっす！！

・・・・・。

えー、
はげでひげのさびしい一人舞台がおわったところで、
よくよく考えてみると、
ちょーさんの言動を、少なくとも顔以外は、
「悪知恵」といってしまうのは早計なのかもしれません。
だって、
ちょーさんはまだ三歳半、
孫にねだられる祖父母の気持ちなど想像できないでしょうし、
そもそもサンタクロースが一年に一度のイベントであることも、
到底わかっているはずもないのですから。
となるとちょーさんは、
昨年の12月にばあばサンタにプレゼントをもらったときの、
あのうれしい気持ちをもう一度味わいたい、
ただそれだけの純粋な気持ちから出た言葉であると言えるでしょう。

そして、
そこに浮かび上がるもう一つの事実は、
うれしい気持ちになりたい純粋なフレーズを発する際に、
ちょーさんの表情はなんとも不純に満ちたものになるという、
なかなか哀れなできごとなのであります。
ぷぷっ。

でもちょーさん、
気にすることはありませんよ。
だって、わたくしもそうなるひとりなのですからー！
がんばって、生きていきましょうね。。

追伸
とはいえわたくしは顔に出にくいタイプなのですが、
めちゃくちゃ顔に出やすいママスさんの特徴を受け継いだちょーさんは、
不純な顔になりやすい × 顔に出やすい
という、スペシャルなコラボを体現しているのであります。
ど、どんまい、ちょーさん！