4コマ漫画エッセイ
視界にはいる虫という虫すべてに、
昆虫界の王者の称号を与えてしまうちょーさん。
どうしてそうなったのかは知りませんが、
いきなりランクアップできたハエも、
きっとおどろいていることでしょう。
でも、
わたくしがおどろいているのは、
「よくそんな小さい虫まで見つけるよなぁ~!」
ということなのです。
ハエなんて、
部屋の中で不快な音を立てていたり、
顔の周りを飛び回られたりして、
やっとその存在に気づくもの。
それなのにちょーさんは、
外を歩いていて気ままに飛んでいる小さな虫を、
わざわざ見つけてしまうのですから。
きっと今のちょーさんにとって、
いろんなものがそこに存在しているという事実を分かるようになって、
それらみんながめずらしく、
ワクワクせずにはいられないからなのかもしれません。
はっ!
それとも、
「ランクアップ」なんていう、
くだらない言葉を使ったわたくしを戒めているのでしょうか。
みんなが注目するかっこいい虫も、
みんなにのけものにされる小さな虫も、
みんな等しくひとつの命をもっているんだ。
それなのに、
つまらない色メガネで見るなんてナンセンス!
ぼくのこの、
透明度抜群のできたて虫メガネを貸してあげようか?
・・・・。
真相は定かではありませんが、
どっちにしても、
ちょーさん、その調子!!
追伸
その虫メガネでわたくしのつむじを見たら、
どう映るのかな・・・。
どうせハゲでしょうよ!
(2013.02.22 UP)
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