4コマ漫画エッセイ
いやあ、その時は、焦ります。
コミュニケーションの術をなくし、
赤子とはげでひげのおとこは、
床をける音が響くなか、
沈黙の言葉で満たされた混沌へとおちてゆくのです。
ピーンチ!!
抱っこしている状態から降ろしたり、
ママスが仕事へでかける様子を目撃してしまったり、
渡した食べものが気に入らなかったりすると、
あるいは手に持ったものをはたきおとして、
いいようのない怒りの表情のあと、
すわる、ねころぶ、床をける!
一度こうなってしまうと、
なかなか機嫌がよくなることはありません。
(ママスの抱っこ以外はね!涙)
パパス焦る~!
しかしまあ、
まだ満足にしゃべれなくて、
自分の想いを伝える手段が少ないちょーさんにとって、
三段方式ではなくとも、
こんな風にヒステリックになってしまうのは、
当然のことなのかもしれませんね。
そして、
今がいわゆる、
「第一反抗期」と言えるときなのかもしれません。
だがしかーし!
この呼び方は、
ちょっと違うんじゃぁないか。
ちょーさんはただ、
自分の意思を伝えたいだけで、
その手段が限られているがゆえに、
こうなっているだけなのだとすれば、
安易に「反抗」と呼んでしまうのは、
カッパ風ヘアスタイルをあえて目指して、
つむじの毛を少なめにしている男を、
安易に「はげ」と言ってしまうのと同様に、
見方違いといえるのではないでしょうか。
だとすると、なんと呼びましょう。
ここはひとつ、
すわる、ねころぶ、床をける、
という三段方式からインスピレーションを得て、
「スリー・ステップ・ヒステリック期」はどうでしょう!
なんだかかっこいい!
でも全然ちょーさんの本意を汲んでなーい!
単純に、
「大目にみてね期」くらいがいいかもしれませんね。
そして忘れてはなりません!
後者のカッパをなんと呼ぶのか。
・・・。
「ポジティブ・はげ」、略して「ポジはげ」!
結局はげじゃなーい!
追伸
パパスは「ポジはげ」ではありません。
単純に、「は…いわずもがな!
(2012.04.13 UP)
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