4コマ漫画エッセイ

com-508

「お礼を言うのはいいことです!お礼をどんどん言いましょう!」
みたいな教えをどこかで受けて、
それをまるきり信じ込んだのか、
「~して、ありがとね!」
を、
ところかまわず連発するちょーさん。

たしかに、
お礼を言うのはいいことだし、
「ありがとう」を言われると人は笑顔になるものです。
でもねぇ、ちょーさん。
お金や商品がそうであるように、
数が過度に増えすぎると、
ひとつひとつのありがたみは少なくなるものなんです。
ことばにも、
このことは言えるんじゃないかなぁ。

なんだか、
ただ無口なわたくしが自己擁護しているだけのような気もしますが、
だってちょーさん、
ホットケーキを焼いただけなのに、
ウインナーを茹でただけなのに、
口をふいただけなのに、
パンツをかえただけなのに、
服をきせただけなのに、
とりあえず何かにつけて、言うんですもの。
しかも、
そっと想いをこめて言うんならまだしも、
毎回とっても大きな声で言うのです。

ちょーさんの好きな顔がパンのアニメの、
新キャラクターとして登場させるとしたら、なんだかまるで、
「ありがとうマン」みたいです。
ありがとうを言うことが使命。
ありがとうで、みんなを笑顔にしたい。
ただそれだけなのに、
自分では気づかないうちに、
何度も言いすぎてひとつひとつのありがとうに、
気持ちを込めることを忘れてしまった。
そんなある日、
バイキンにいたずらされて、声を奪われてしまった。
言いたくても、何にも言えない。
ものを言えることの尊さをかみしめていたそのとき!
顔がアンパンが声をとりもどしてくれた!
ありがとうマンの口から、
とてもあたたかく無作為なことばがこぼれる。。。

ありがとう・・・!!

めでたし、めでたし。

というようなストーリー展開にはならないのでしょうけど、
たぶんちょーさんは今、
言えるということに夢中なんだと思います。
ことばに気持ちを込めるかどうかなんて、
今のちょーさんにとっては愚問なのでしょう。
まったくありがたそうでない無表情で、
大声で叫ばれるちょーさんのありがとうには、
無限大の可能性と、
キラキラの未来と、
はげをなおすかもしれない元気とが、
あふれんばかりに込められているのです!

だがしかーし!!
何度も何度も聞いていると、
ほんとに思ってるのかよ!と野暮なことを思ってしまうので、
こちらもちゃんと、
しかも大声で返すようにしています。

ちゅくって(くれて)、ありがとう!!

どういたしまして!

一聞するとうるさいだけで無味乾燥なやりとりには、
はげでひげと、
はげる可能性大との、
あたたかな親子のきもちがいっぱいなのです。
ぽっ。
(めでたいやつ・・・)

(2013.03.29 UP)

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