4コマ漫画エッセイ

あきらめるまでの間、約3秒。
赤ちゃんなのに、
自分の能力の限界を、
冷静かつ迅速に察知して、
決して無理はしないのです。
（いや、赤ちゃんだからかも）

という具合に、
あきらめのいさぎよさが際立つちょーさんですが、
そこにはちょっと、
ちょーさんの人間くささが見え隠れしてもいるのです。

というのは、
「いちおう、やってみせる」
んですねえ。
ハナからやらないんじゃ、
目の前のはげでひげの頭がハゲる、
ではなくて、
表情がくもるのを予期してかしないでか、
「むりだけども」というよりは、
「いやだけども」、
ちょーさんも一人前に空気を読んでか、
イヤと言う前にワンクッション、
やるだけやってみせるのです。
あきらめはやいけどー！
バレバレですけどー！！

でもちょーさん、
そういう空気を読む感じ、
ちょーさんの生まれたこの国では、
とっても大事な力なのかもよん。
いつかちょーさんも、
「あからさまさ」の抜けたワンクッションを、
使いこなせるようになるのかしら。

なんだか笑えるぅ～
ぷっ。